見地(読み)ケンチ

デジタル大辞泉 「見地」の意味・読み・例文・類語

けん‐ち【見地】

[名](スル)
物事を考えたり論じたりする場合の、よりどころとなる立場観点。「教育的な見地に立つ」
土地実際に見て調べること。
[類語](1観点視点視座目線次元着眼点目の付け所

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「見地」の意味・読み・例文・類語

けん‐ち【見地】

  1. 〘 名詞 〙
  2. みるところ。観察または議論のよりどころ。観点。見解見識。「大局的見地に立つ」
    1. [初出の実例]「若我衡山老和尚見地超卓、識量純全」(出典:懶室漫稿(1413頃)七)
  3. 仏語三乗に共通した十地の第四地。見道の第十六心、声聞の四果の初果である預流果の位。この位で見惑を断ずる。〔大智度論‐七五〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「見地」の読み・字形・画数・意味

【見地】けんち

見かた。

字通「見」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android