新なる月(読み)あらたなるつき

精選版 日本国語大辞典 「新なる月」の意味・読み・例文・類語

あらた【新】 なる 月(つき)

  1. ( 白居易の「八月十五日夜禁中独直対月憶元九詩」の一節、「三五夜中新月色、二千里外故人心」に基づく ) あざやかな月。特に陰暦八月十五夜のあざやかな名月をいう。仲秋の月。
    1. [初出の実例]「今宵のあらたなる月の色には、げに、なほ、我が世のほかまでこそ、よろづ思ひながさるれ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)鈴虫)

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