共同通信ニュース用語解説 「新出生前診断の基幹施設」の解説
新出生前診断の基幹施設
日本医学会の運営委員会が2月に公表した指針で新たに位置付けた新出生前診断実施の中核となる施設。産婦人科医と小児科医が常勤し、いずれかが臨床遺伝専門医の資格を持つことに加え、遺伝カウンセラーが在籍するなどの条件があり、運営委員会が審査して認定する。2013年から日本産科婦人科学会の旧指針に基づき日本医学会が認めてきた「認定施設」に相当する。2月公表の指針では、基幹施設に加え、より条件を緩和した「連携施設」も新設。新出生前診断の実施に当たり、前後のカウンセリングや陽性判定時の確定検査を提携する基幹施設で行えるとした。
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