新出生前診断

共同通信ニュース用語解説 「新出生前診断」の解説

新出生前診断

妊娠9~10週以降に妊婦血液に含まれる胎児DNAを調べ、ダウン症などの原因になる3種類の染色体異常を判定する検査。確定診断には流産の危険を伴う羊水検査が必要。日本では2013年に導入され、関連する学会医師の保有資格や遺伝カウンセリング体制などで所定基準を満たす認定施設に限り実施を認めてきた。認定施設では年間約1万4千件の検査が行われ、陽性が確定した人の多くが中絶している。これを上回る検査が無認定施設で行われているとの推計もある。

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