日本歴史地名大系 「新坂通」の解説 新坂通にいざかどおり 宮城県：仙台市仙台城下新坂通[現在地名]仙台市柏木（かしわぎ）一―三丁目・星陵町（せいりようちよう）・広瀬町（ひろせちよう）・新坂町（にいざかまち）・子平町（しへいまち）土橋（どばし）通の一筋東で、城北北山（きたやま）町の曹洞宗輪王（りんのう）寺の門前より南は広瀬川左岸沿いの新坂に至る。北八番（きたはちばん）丁との交差地より南は侍屋敷、同以北は東側に足軽・坊主・職人など、西側に足軽・寺などの屋敷が並ぶ。正保仙台城絵図では新坂の侍屋敷前から北の突当りまで一五町一六間とある。侍屋敷の新坂は「肯山公治家記録」元禄七年（一六九四）条に川内（かわうち）の「堀越右衛門屋敷前ヲ澱橋ト号シ、川向ノ坂ヲ新坂」と名付けたとあり、同年の成立と思われる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
