新城館跡(読み)しんじようたてあと

日本歴史地名大系 「新城館跡」の解説

新城館跡
しんじようたてあと

[現在地名]高清水町 影ノ沢

国道四号より登米とめはさま佐沼さぬま方面に通じる道の分岐点のすぐ北東にある中世城跡。規模は東西約五〇〇メートル・南北約三〇〇メートル。南北に築かれた堀切によって東西に二分されるが、東郭は現在牧場になっており不明。西郭の平場は標高約四七メートルで、東西約一〇〇メートル・南北約二五メートル。その東・北・西を土塁がめぐり、南東部は階段状に腰郭が築かれている。寛政年間(一七八九―一八〇一)成立とされる高清水拾遺志(「高清水町史」所収)によれば、鎌倉後期より室町初期にかけて伊賀守なる者が居館し、天正年間(一五七三―九二)に高清水直堅が改築し移住したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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