新宮素鵞神社(読み)しんぐうそがじんじや

日本歴史地名大系 「新宮素鵞神社」の解説

新宮素鵞神社
しんぐうそがじんじや

[現在地名]勝田市三反田

那珂川沿岸の水田眼下に見下ろす字深谷津ふかやづの台地頭にある。祭神は旧新宮明神の大日尊と旧素鵞神社の素盞嗚尊。旧村社。

新宮明神は寛文三年(一六六三)開基帳(彰考館蔵)みえ、村内の真言宗正泉しようせん寺の管理下にあった。寛永一四年(一六三七)の棟札に「那珂郡三反田岡田村」とあり、岡田坪おかだつぼにあったが、「三反田村史料参考書」(「那珂湊市史料」所収)によると延宝四年(一六七六)現在地に遷座した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android