新宮素鵞神社(読み)しんぐうそがじんじや

日本歴史地名大系 「新宮素鵞神社」の解説

新宮素鵞神社
しんぐうそがじんじや

[現在地名]勝田市三反田

那珂川沿岸の水田眼下に見下ろす字深谷津ふかやづの台地頭にある。祭神は旧新宮明神の大日尊と旧素鵞神社の素盞嗚尊。旧村社。

新宮明神は寛文三年(一六六三)開基帳(彰考館蔵)みえ、村内の真言宗正泉しようせん寺の管理下にあった。寛永一四年(一六三七)の棟札に「那珂郡三反田岡田村」とあり、岡田坪おかだつぼにあったが、「三反田村史料参考書」(「那珂湊市史料」所収)によると延宝四年(一六七六)現在地に遷座した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android