新賀庄(読み)しんがのしよう

日本歴史地名大系 「新賀庄」の解説

新賀庄
しんがのしよう

興福寺雑役免田。延久二年(一〇七〇)の興福寺雑役免帳十市郡西にし郷に「新賀庄田畠廿五町二百八十歩 不輸(租)田七町六段百八十歩 公田畠十七町四段百歩」とある。不輸租田内訳条里(括弧内は坪数)は、右馬寮田一町八段一二〇歩が東二二条一里(二)、左馬寮田二段が東二三条一里(一)、無主位田三町二段大が東二二条一里(一)・二里(二)、西二二条二里(一)、藤原氏の大学別曹勧学かんがく院田四段が東二三条一里(一)川原かわら寺田三段が東二四条三里(一)掃守かもり寺田七段半が東二四条三里(二)、薬師寺田九段が西二〇条一里(三)である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android