日本歴史地名大系 「新野田村」の解説 新野田村しんのだむら 兵庫県:伊丹市伊丹郷町新野田村[現在地名]伊丹市伊丹四丁目・同七丁目・南本町(みなみほんまち)二―四丁目・行基町(ぎようきちよう)四丁目・梅(うめ)ノ木(き)一―四丁目・同六丁目・平松(ひらまつ)三―四丁目伊丹郷町を形成する一五ヵ村の一村。野田村のうちの北側に位置する。文化改正伊丹之図(伊丹市立博物館蔵)は新野田村とし、天保一五年(一八四四)の郷町分間絵図(武田家蔵)では「両野田村」とみえる。領主の変遷は南中少路(みなみなかしようじ)村に同じ。天和三年(一六八三)頃の摂津国御料私領村高帳に載る野田村は幕府領分で、同年には古野田村は近衛家領であるから(伊丹市史)、幕府領分八〇石余が新野田村の高と推定される。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by