施条銃(読み)シジョウジュウ

精選版 日本国語大辞典 「施条銃」の意味・読み・例文・類語

しじょう‐じゅうシデウ‥【施条銃】

  1. 〘 名詞 〙 銃身内腔に旋条を刻んだ銃。ライフル銃。ライフル。
    1. [初出の実例]「雪峠戦争並廿七日小千谷打入の節〈略〉施条銃 一挺」(出典:太政官日誌‐明治元年(1868)閏四月二六日)

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世界大百科事典(旧版)内の施条銃の言及

【小銃】より

…(3)銃腔の形態 初期の小銃では銃腔は滑らかなものであった(この形式の銃を滑腔銃という)。その後,銃腔にらせん状に溝(腔線という)を刻み,弾丸に回転を与え弾道を安定させる施条銃(腔線銃)が現れた。(4)用途による分類 小銃には特殊なものとして,(a)銃身が短く馬上で使いやすくした騎兵銃(カービン銃),(b)遠距離の射撃精度を向上させた狙撃銃などがある。…

※「施条銃」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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