…密教の大壇・護摩壇も広義の祭壇である。後者には葬祭祭壇,四十九日までの中陰壇,盆の盆棚ないし精霊棚,寺院の年中行事となっている施餓鬼会(せがきえ)の際に特設される施餓鬼棚がある。一方,神道の祭壇も正月の歳棚のように臨時に仮設されるものを起源とし,中世以降伊勢の大麻や鎮守の神札を納める神棚が常設されるようになった。…
※「施餓鬼棚」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...