旅刀(読み)たびがたな

精選版 日本国語大辞典 「旅刀」の意味・読み・例文・類語

たび‐がたな【旅刀】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代庶民が旅行中に護身用として帯用した刀。普通の刀よりやや短く、柄と鞘とに袋をかけたものが多い。旅差(たびざし)道中差
    1. [初出の実例]「ぬらすなよ春雨ざやの旅刀」(出典:俳諧・犬子集(1633)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android