日平村(読み)ひびらむら

日本歴史地名大系 「日平村」の解説

日平村
ひびらむら

[現在地名]菊水町日平

東南に花簇はなむれ(三四二・二メートル)、村央付近を日平川が北流し、東は蜻浦へぼうら村、西は上小田かみおだ(現玉名市)、北は白石しらいし村と接する。天正一〇年(一五八二)一二月、島津勢が攻めた花簇山の日平城は「ひゝら」「比良」「日比良」「日平」と記されている(「覚兼日記」同月九日・一三日条など)。慶長九年(一六〇四)九月の検地帳によると田二〇町一反六畝余・畠屋敷一四町五畝余・屋敷筆数一三、分米三一三石。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android