日暮通(読み)ひぐらしどおり

日本歴史地名大系 「日暮通」の解説

日暮通
ひぐらしどおり

松屋町まつやまち通と智恵光院ちえこういん通の間にあり、豊臣秀吉による京都市街改造後に開かれた。北は中立売なかたちうり通より、南は竹屋町たけやちよう通までを貫通。「坊目誌」は「元和元年開通する所なり。南にて神泉苑町に当り、其南にて櫛笥通に当る」と記し、名称由来は「相伝ふ聚楽第の正門此街に当る。門の構造装飾極めて華麗にして、望見するもの日の暮るを知らずと。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android