共同通信ニュース用語解説 「日本のロケット開発」の解説
日本のロケット開発
国の機関を中心に、固体燃料と液体燃料の2タイプのロケットを開発してきた。固体燃料ロケットは1964年設立の東京大宇宙航空研究所(後に文部省宇宙科学研究所)を中心に開発。小惑星探査機はやぶさを打ち上げた小型のM5ロケットなどを生み出し、イプシロンが最新型。液体燃料の大型ロケットの開発は、国が69年に設立した宇宙開発事業団が主に担い、主力のH2Aは2001年に登場。宇宙研と事業団が03年に宇宙航空研究開発機構(JAXA)に統合された後も、新型機の開発はJAXAが主導しており、民間企業が独自の開発に成功した例はない。
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