日本の新元素合成

共同通信ニュース用語解説 「日本の新元素合成」の解説

日本の新元素合成

日本では1908年、後に東北大学長となる故小川正孝おがわ・まさたか氏が、留学先の英国で43番元素を発見し、「ニッポニウム」と命名した。だが、別の元素と分かり、幻に終わった。理化学研究所の4代目所長を務めた故仁科芳雄にしな・よしお氏が40年ごろに93番元素を作ったが、うまく取り出せなかった。森田浩介もりた・こうすけ九州大教授は80年代から理研実験を開始。できた元素を検出する測定器を開発するなどして環境を整え、2004~12年にかけて原子番号が113番のニホニウム3個を合成した。

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