日本住宅会議(読み)にほんじゅうたくかいぎ(英語表記)Japan Housing Council

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「日本住宅会議」の意味・わかりやすい解説

日本住宅会議
にほんじゅうたくかいぎ
Japan Housing Council

住居の問題に関心を持つ広範な人々が参加する新しい形の研究組織。 1981年ロンドンの国際住宅都市問題会議で採択された住宅人権宣言をきっかけに,住居を人権の問題として考える国民的な研究組織設立への声が上がり,82年専門分野や職能を異にする多方面の人々の学際組織として発足市民の横断的な学会として,国民の住居への関心に根差した各種の実態調査や理論研究および政策提言などにより,住宅政策転換への世論形成を目指す。

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世界大百科事典(旧版)内の日本住宅会議の言及

【住宅問題】より

…また賃上げには熱心でも住宅政策の充実に大きな関心をもたない労働組合団体の体質も住宅要求運動の形成を阻んでいる。1982年,日本の住宅事情が家庭,社会,文化等に与えている影響の深刻さはもはや放置できない状態にあり,人間にふさわしい住居に住むことを国民の基本的権利として英知を結集し,人間の尊厳が守れるような住宅と環境を実現しよう,という主張のもとに多方面の学者,弁護士,医師,保健婦,教師,自治体職員,労働組合員,市民等の参加する日本住宅会議が設立され,啓蒙・研究活動に取り組んでいる。住宅問題は社会的に生じている現象であり,個人の力では解決できない。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」