日本在来馬

共同通信ニュース用語解説 「日本在来馬」の解説

日本在来馬

ウマは古墳時代に朝鮮半島から日本に伝わったとする説が有力だが、その後西欧馬と交配せず、国内で飼育されてきたウマを指す。

日本馬事協会(東京)は道産子ドサンコ(北海道和種、北海道)、木曽馬キソウマ(長野、岐阜)、野間馬ノマウマ(愛媛)、対州馬タイシュウバ(長崎)、御崎馬ミサキウマ(宮崎)、トカラウマ(鹿児島)、宮古馬ミヤコウマ(沖縄)、与那国馬ヨナグニウマ(同)の8種類を認定。2013年2月現在の頭数は計1766頭で、6割以上を道産子が占め、最も少ない対州馬はわずか約30頭しかいない。

地面から肩の高さが約170センチある競馬サラブレッドと比べ、在来馬で最も大きい木曽馬でも140センチ程度、野間馬は約120センチしかない。性格は温和で、人の言うことをよく聞く。体も丈夫で、野草だけで飼育できる。

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