日本大百科全書(ニッポニカ) 「日本海盆」の意味・わかりやすい解説 日本海盆にほんかいぼん 日本海の北半分を占める海盆。もっとも深いところは約3500メートル。周りの陸地から海底谷を通って流れ込んだ陸性堆積(たいせき)物が厚さ2000メートルも積もり、著しく平坦(へいたん)であるが、西部はやや浅くなっている。地殻構造は標準的な海洋性であり、地殻熱流量も比較的高く、成熟期にある縁海と考えられている。[安井 正] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例