デジタル大辞泉
「陸地」の意味・読み・例文・類語
くが‐ち【▽陸地】
りくち。
「紀伊国千里浜の遠千潟、俄に―になること二十余町なり」〈太平記・二〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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りく‐ち【陸地】
- 〘 名詞 〙 ( 古くは「りくぢ」 ) 地球の表面で、水におおわれていないところ。陸。おか。
- [初出の実例]「陸地無生産、孤舟独老身」(出典:菅家文草(900頃)三・寒早十首)
- 「陸地をくがとなづく」(出典:名語記(1275)五)
- [その他の文献]〔管子‐山至数〕
くが‐ち【陸地】
- 〘 名詞 〙 ( 「くがぢ」とも ) りくち。くが。
- [初出の実例]「紀伊国千里浜の遠干潟、俄に陸(クガ)地になる事、二十余町也」(出典:太平記(14C後)二)
ろく‐じ‥ヂ【陸地】
- 〘 名詞 〙 平らな土地。また、りくち。
- [初出の実例]「洪水を流して、敵を陸地(ロクぢ)に溺す」(出典:太平記(14C後)一六)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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陸地
りくち
地球の表面のうち、水で覆われていない部分。地球の表面積約5億1000万平方キロメートルのうち、陸地の面積は約1億5000万平方キロメートルといわれ、海洋の面積に比べて小さい。陸地も海洋も、地球上に均等に分布していない。陸地をもっとも広く含む半球を陸半球と称するが、それでも海洋が53%の面積を占める。陸地の垂直的分布をみると、最高点がエベレスト山頂の標高8848メートルである。
[市川正巳]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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