日本証券代行(読み)にほんしょうけんだいこう(英語表記)JAPAN SECURITIES AGENTS, LTD.

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「日本証券代行」の意味・わかりやすい解説

日本証券代行
にほんしょうけんだいこう
JAPAN SECURITIES AGENTS, LTD.

証券代行業の最古参企業。名義書換取次業務に実績をもつ。1950年証券処理調整協議会の職員・事業所を継承し証券代行として設立。1956年株式名義書換代理人業務を開始。1957年現社名に変更。1959年名義書換代理人業務で業界トップに立つ。1962年中央信託銀行(→三井住友信託銀行)に名義書換代理人業務を営業譲渡したが,1971年に再開。1976年日本店頭証券から受渡決済事務を受託,1986年国際化にそなえて外国証券会社の取引決済業務を開始するなど,業務およびサービスの拡充に努めた。2006年情報サービス事業を行なう日本電子計算と経営統合し,持株会社 JBISホールディングス(2013日本電子計算に吸収合併)を設立,その子会社となった。2012年 JBISホールディングスからの株式譲渡により,三井住友信託銀行の傘下に入った。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android