日本陸上競技連盟(読み)ニホンリクジョウキョウギレンメイ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「日本陸上競技連盟」の意味・わかりやすい解説

日本陸上競技連盟
にほんりくじょうきょうぎれんめい

日本における陸上競技を統轄する団体。1925年全日本陸上競技連盟として設立された。初代会長は平沼亮三。1928年大日本体育協会から国際陸上競技連盟(→ワールドアスレティックス)に対する代表権を委譲され,国際的にも日本を代表する組織として認められた。40万人以上の競技者が登録している巨大組織で,47都道府県のすべてに翼下の地方組織をもつ。

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世界大百科事典(旧版)内の日本陸上競技連盟の言及

【陸上競技】より

… 1924年のパリ・オリンピック大会では織田幹雄が三段跳びで6位に初入賞。25年には日本陸上競技連盟が創設され,28年のアムステルダム・オリンピック大会では織田が三段跳びで待望の金メダルを獲得,陸上競技は黄金時代に入っていった。ことに三段跳びでは織田に続き,南部忠平(1932年ロサンゼルス大会),田島直人(1936年ベルリン大会)が金メダルをとり,オリンピック3連勝,女子ではアムステルダム大会の800mで人見絹枝が2位に入ったほか,棒高跳びの西田修平,大江季雄,三段跳びの原田正夫,大島鎌吉など多くのメダリストが輩出した。…

※「日本陸上競技連盟」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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