日歳庵猿人(読み)ひとしあん さるひと

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「日歳庵猿人」の解説

日歳庵猿人 ひとしあん-さるひと

1818-1883 幕末-明治時代の狂歌師
文政元年生まれ。はじめ江戸日本橋でたばこと積荷問屋をいとなむ。のち本所で諸大名への金銀用達を業としたが,維新後は没落した。二葉連の判者。明治16年5月15日死去。66歳。姓は永来。通称新左衛門別号知恵猿人(ちえの-さるひと),桃の本猿人。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android