日比沢村(読み)ひびさわむら

日本歴史地名大系 「日比沢村」の解説

日比沢村
ひびさわむら

[現在地名]三ヶ日町日比沢

東流する日比沢川の中流域に位置し、東はつり村・鵺代ぬえしろ村。集落は東西に走る本坂通に沿っている。正保郷帳に村名がみえ、田方一二八石余・畑方八九石余、うち幕府領一七七石余・旗本大谷近藤(のちの内野近藤)領四一石余、ほかに厳寺(楞厳寺か)領一石余・花蔵寺(華蔵寺)領一石余がある。寛文四年(一六六四)当時、幕府領は大坂城代青山宗俊領となっていた(寛文朱印留)。元禄郷帳では高二四五石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android