日比野士朗(読み)ひびの しろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「日比野士朗」の解説

日比野士朗 ひびの-しろう

1903-1975 昭和時代の小説家。
明治36年4月29日生まれ。日中戦争負傷。除隊後は戦争体験を創作集「呉淞(ウースン)クリーク」にまとめ,池谷信三郎賞を受賞。のち大政翼賛会文化部副部長をつとめた。戦後は芭蕉研究にあたった。昭和50年9月10日死去。72歳。東京出身。第八高等学校中退。著作に創作集「梅の宿」,評論集「戦ふ文化」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

潮力発電

潮の干満の差の大きい所で、満潮時に蓄えた海水を干潮時に放流し、水力発電と同じ原理でタービンを回す発電方式。潮汐ちょうせき発電。...

潮力発電の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android