日米特別行動委員会(読み)にちべいとくべつこうどういいんかい

百科事典マイペディア 「日米特別行動委員会」の意味・わかりやすい解説

日米特別行動委員会【にちべいとくべつこうどういいんかい】

正称は〈沖縄施設・区域特別行動委員会〉。英語ではSpecial Action Committee on Facilities and Areas in Okinawa(略称SACO)。1995年の少女暴行事件をきっかけに高まった沖縄の基地縮小要求にこたえる形で同年11月,沖縄県の米軍の施設・区域の整理統合・縮小ならびに運用方法の調整について検討するため,日米外務・防衛閣僚の協議機関である日米安全保障協議委員会のもとに設けられた機関。1996年4月の中間報告では普天間(ふてんま)基地の全面返還を含む米軍基地の約20%返還を勧告,同年12月に代替ヘリポート建設などを加えた最終報告書を提出した。→沖縄基地問題
→関連項目日米安全保障条約日米地位協定

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