日米金融協議(読み)にちべいきんゆうきょうぎ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「日米金融協議」の意味・わかりやすい解説

日米金融協議
にちべいきんゆうきょうぎ

日米金融市場作業部会の通称日米円・ドル委員会の解散後,日米間の金融問題をより多角的,具体的に協議していく目的で設置された。 1990年5月,東京で開催された第2回日米金融協議では,日本の預貯金金利自由化が最大テーマとなり,その完全自由化のスケジュールをめぐり双方意見が対立した。また日本の金融市場の閉鎖性,取引慣行の不透明性についてもアメリカ側から指摘があった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む