日脚村
ひなしむら
東は長浜村、西は下原井村と周布川を隔てて三宅村、南は周布村・原井村、北は日本海に面する。康応元年(一三八九)一〇月五日の大内義弘挙状(閥閲録)にみえる周布郷のうち「須々井村」にあたるとする説もある。元和五年(一六一九)の古田領郷帳に村名がみえ、高一九四石余、年貢高は田方一〇二石余・畑方一七石余。享保暦浜田領石高改写(稲垣家文書)では高二二五石余。寛政五年(一七九三)の巡見使案内覚(市誌「浜田」)によると戸数八五・人数三九一(うち農民三七七)、「郡村誌」によると戸数一三九、社四・寺一、人数七七七。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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