日銀の金融政策

共同通信ニュース用語解説 「日銀の金融政策」の解説

日銀の金融政策

日銀黒田東彦くろだ・はるひこ総裁は就任直後の2013年4月、物価上昇率2%を目指して、国債の大量購入を柱とする大規模な金融緩和策を始めた。16年には民間銀行が日銀に預けるお金の一部に0・1%の手数料を課すマイナス金利政策を導入した。現在はマイナス金利と併せ、年間80兆円をめどに国債を市場から買い入れて長期金利を0%程度に誘導しているほか、年間約6兆円の上場投資信託(ETF)を購入している。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android