日阪製作所(読み)ひさかせいさくしょ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「日阪製作所」の意味・わかりやすい解説

日阪製作所
ひさかせいさくしょ

プレート式熱交換器・染色機械でトップの工作機械メーカー。 1942年三石工業 (鋳造品加工および工作機械修理業) として設立。 47年桜製作所と改称。 51年現社名に変更。 53年プレート式熱交換器,チーズ染色機を開発。染色機械の分野で独自技術の開発に力を注ぎ,イタリアやアメリカへも技術輸出を行う。熱交換器は電力向けで順調に伸びているほか,海外発電プラント向けとしても販路拡大をはかる。食品向けレトルト殺菌装置が大きく伸びているほか,輸液殺菌装置などで医療・製薬業界の開拓を目指す。売上構成比は,染色機械 20%,熱交換器 40%,食品化学機械 25%,バルブ 14%。年間売上高 163億 9900万円 (うち輸出 16%) ,資本金 41億 5000万円,従業員数 426名 (1999) 。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「日阪製作所」の解説

日阪製作所

正式社名「株式会社日阪製作所」。英文社名「HISAKA WORKS, LTD.」。機械工業。昭和17年(1942)「三石工業株式会社」設立。同23年(1948)「株式会社桜製作所」に改称。同26年(1951)現在の社名に変更。本社は大阪市中央区伏見町。産業機械製造会社。プレート式熱交換器・染色機械のシェアトップクラス。レトルト食品殺菌装置・医薬用滅菌装置なども手がける。東京証券取引所第1部上場。証券コード6247。

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