日本歴史地名大系 「旧文書」の解説
旧文書
きゆうもんじよ
一〇巻
写本 県立図書館
構成 巻一(佐土原藩・延岡藩・幕府領・飫肥藩関係の文書写)、巻二(「九州路産物聞書」鹿児島藩)、巻三(飫肥藩・高鍋藩・鹿児島藩・幕府領関係の文書写)、巻四(佐土原藩・幕府領・高鍋藩・人吉藩関係の文書写)、巻五(「御廻文控」高鍋藩)、巻六(延岡藩関係の文書写)、巻七(延岡藩・幕府領関係の文書写)、巻八(延岡藩関係の文書写)、巻九(「臼杵郡七ヶ村明細帳」幕府領)、巻一〇(延岡藩関係の文書写)
解説 作成の由来は不明であるが、明治期に入り、宮崎県が県史編纂事業の一つとして旧各藩の文書を調査・収集した際の写ともいわれている。近世文書を中心として旧各藩と幕府領関係史料が筆写されており、収められた文書点数は一四七点。所蔵家の記載がなく、現在では原史料の所在を確認できないものが多い。
活字本 「宮崎県史」史料編近世6に巻九と巻七所収の「諸県郡宮崎郡村々様子大概書」(幕府領)を収録。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報