旧陸軍被服支廠

共同通信ニュース用語解説 「旧陸軍被服支廠」の解説

旧陸軍被服支廠ししょう

現在の広島市南区にあった陸軍施設で、太平洋戦争終戦まで軍服軍靴などが製造された。外壁が赤れんがの鉄筋コンクリート建て倉庫4棟が現存し、最大級の被爆建物とされる。うち1棟を国が、3棟を広島県が所有し、老朽化のため保存問題が持ち上がっている。爆心地から約2・7キロで、原爆投下直後は被爆者の救護所となった。

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