…サーベル,剣帯,飾緒,脚絆,短靴・工兵靴・長靴の3種類の靴をも定めた。日本の洋靴製造の始めは軍靴で,1868年に兵部省が勧めて西村勝三に着手させた。だが靴をはく慣習がなかったことと製造技術の未熟さから,行軍では足を痛め,西南戦争(1877),日清戦争(1894‐95)では多くの人がわらじにはきかえた。…
※「軍靴」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...