軍靴(読み)グンカ

デジタル大辞泉 「軍靴」の意味・読み・例文・類語

ぐん‐か〔‐クワ〕【軍靴】

軍隊用の靴。特に、兵隊の履く編み上げ靴。「軍靴の響き」
[類語]シューズ短靴長靴雨靴編み上げ靴ブーツスパイクパンプスハイヒールローヒール革靴ゴム靴ゴム長運動靴ズックどた靴藁沓雪沓ローファースリップオンミュールスニーカートーシューズレインシューズオーバーシューズ

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精選版 日本国語大辞典 「軍靴」の意味・読み・例文・類語

ぐん‐か‥クヮ【軍靴】

  1. 〘 名詞 〙 軍隊用のくつ。戦闘に耐えられるよう頑丈に造った靴。編上靴、長靴などがある。
    1. [初出の実例]「同地鎮台の軍靴を製造しけるに」(出典:朝野新聞‐明治一六年(1883)八月一七日)

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世界大百科事典(旧版)内の軍靴の言及

【軍服】より

…サーベル,剣帯,飾緒,脚絆,短靴・工兵靴・長靴の3種類の靴をも定めた。日本の洋靴製造の始めは軍靴で,1868年に兵部省が勧めて西村勝三に着手させた。だが靴をはく慣習がなかったことと製造技術の未熟さから,行軍では足を痛め,西南戦争(1877),日清戦争(1894‐95)では多くの人がわらじにはきかえた。…

※「軍靴」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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