旨とす(読み)むねとす

精選版 日本国語大辞典 「旨とす」の意味・読み・例文・類語

むね【旨】 と す

① 主とする。重んじる。第一とする。
書紀(720)推古一二年四月(岩崎本南北朝期訓)「和(やはらく)を以て貴しと為、忤(さか)ふること無きを為(ムネとス)
大将とする。
平家(13C前)一「源氏には、大内(たいだい)守護の源三位頼政卿、渡辺のはぶく・さづくをむねとして、其勢纔に三百余騎」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android