「早発白帝城」李白

とっさの日本語便利帳 「「早発白帝城」李白」の解説

「早発白帝城」李白

<有名な漢詩の一節>
朝辞白帝彩雲間 千里江陵一日還

朝に辞す白帝彩雲の間、千里の江陵一日にして還る

朝焼け雲のかかる山上に白帝城を見て発ち、長江を軽快に下って千里離れた江陵に一日で還ってきた。重なりあう山々の間をゆく軽舟、その上に身をまかせる旅人の耳に、両岸の猿の声が啼きやまず聞こえる。「三峡くだり」は、この詩の味わいを確かめる旅でもある。

出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む