昌明寺村(読み)しようみようじむら

日本歴史地名大系 「昌明寺村」の解説

昌明寺村
しようみようじむら

[現在地名]えびの市昌明寺

水流つる村の北にあり、東は加久藤かくとう川北かわきた村。北は矢岳やたけ山へと連なる。ノ川が南東へ流下し、川内せんだい川へ入る。内竪の松尾うちたてのまつお城跡から北へ向かい、観音寺―昌明寺―吉田よしだ温泉を通り、さらに北進して矢岳山東側を通って肥後国大畑おこば(現熊本県人吉市)へ抜ける矢岳越があったといわれ、途中の吉田温泉の少し北に吉田番所があった(えびの市史)。江戸時代には吉田郷に属した。村名は曹洞宗昌明寺があることに由来すると考えられる。慶長一九年(一六一四)の川上久好・頴娃久政連署知行目録(喜入肝付家文書)に「真幸吉田之内 正明寺」とみえ、同所四三〇石余などが肝付長三郎(兼武)に宛行われた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む