明官寺遺跡(読み)みようかんじいせき

日本歴史地名大系 「明官寺遺跡」の解説

明官寺遺跡
みようかんじいせき

[現在地名]土佐市高岡町 明官寺

仁淀によど川と波介はげ川の形成する沖積平野中央にある古墳時代の遺跡で、標高八・四メートル。現在は土佐市の中心街となっているが、土佐市役所東側一帯が遺跡である。かつてここには妙観みようかん寺という寺があったが、観音堂のみが現存。遺跡の発見は天明―寛政期(一七八一―一八〇一)で、岡本真古の「土佐海続篇」によれば、観音堂近くの加賀屋という商人の邸内から子持勾玉が出土したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 妙観

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む