明官寺遺跡(読み)みようかんじいせき

日本歴史地名大系 「明官寺遺跡」の解説

明官寺遺跡
みようかんじいせき

[現在地名]土佐市高岡町 明官寺

仁淀によど川と波介はげ川の形成する沖積平野中央にある古墳時代の遺跡で、標高八・四メートル。現在は土佐市の中心街となっているが、土佐市役所東側一帯が遺跡である。かつてここには妙観みようかん寺という寺があったが、観音堂のみが現存。遺跡の発見は天明―寛政期(一七八一―一八〇一)で、岡本真古の「土佐海続篇」によれば、観音堂近くの加賀屋という商人の邸内から子持勾玉が出土したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 妙観

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む