明石恵達(読み)アカシ エタツ

20世紀日本人名事典 「明石恵達」の解説

明石 恵達
アカシ エタツ

大正・昭和期の僧侶,仏教学者 龍谷大名誉教授;善林寺(浄土真宗本願寺派)住職



生年
明治26(1893)年3月1日

没年
昭和45(1970)年1月21日

出生地
広島県

学歴〔年〕
仏教大〔大正3年〕卒,考究院〔大正5年〕卒

学位〔年〕
文学博士

経歴
大正11年龍谷大学助手、同時に14年まで京都帝大助手、13年梵語学研究のためインド留学。14年〜昭和33年龍谷大学教授(28年に学監)。33年名誉教授。大阪府北河内郡善林寺住職、本願寺勧学を務めた。著書に「蔵漢和訳対校、二十唯識論解説」「内容分科両訳対照、大乗起信論」「西蔵語文典綱要」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学位 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「明石恵達」の解説

明石恵達 あかし-えたつ

1893-1970 大正-昭和時代の仏教学者,僧。
明治26年3月1日生まれ。大正13年インドに留学,14年竜谷大教授となる。同大学監,浄土真宗本願寺派勧学をつとめた。昭和45年1月21日死去。76歳。広島県出身。仏教大(現竜谷大)卒。著作に「蔵漢和訳対校二十唯識論解説」「西蔵語文典綱要」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android