デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「明石野文一」の解説 明石野文一 あかしの-ぶんいち 1798-1868 江戸時代後期の鍼医(はりい)。寛政10年生まれ。13歳で失明し,江戸で杉山流の鍼術(しんじゅつ)をまなぶ。文政13年勾当(こうとう)となり,明石野勾当と称した。越後(えちご)(新潟県)新発田(しばた)藩主や東叡山法親王に鍼(はり)をほどこした。慶応4年7月死去。71歳。越後出身。本姓は斎藤。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例