易々(読み)やすやす

精選版 日本国語大辞典 「易々」の意味・読み・例文・類語

やす‐やす【易易・安安】

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )
  2. きわめて容易に事を行なうさま、または、容易に事態が進展するさまを表わす語。たやすく。
    1. [初出の実例]「人なかりける方の築地を、やすやすと越えておはしにけり」(出典:今鏡(1170)六)
  3. きわめて安楽であるさま、平穏であるさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「心の儘に馳走せられ、安々と世を送れ」(出典:咄本・醒睡笑(1628)囚)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む