星ヶ畑村(読み)ほしがはたむら

日本歴史地名大系 「星ヶ畑村」の解説

星ヶ畑村
ほしがはたむら

[現在地名]鴨川市はた

東野尻ひがしのじり村の南、洲貝すがい川の上流域に位置し、西は朝夷あさい五十蔵ごじゆうくら(現和田町)。江戸時代初期は曾呂そろ村の一部に属していた。正保郷帳に村名がみえ、高五一九石余、うち田方二三五石余・畑方二八四石余で、旗本上野領四八七石余・旗本石川領三二石余。両氏とも慶安年間(一六四八―五二)に領知替になり、その後幕府領になる。元禄郷帳では高五二一石余。元禄一〇年(一六九七)に二五六石余が旗本本多領に、同一五年に二六七石余が旗本酒井領になり、以後嘉永(一八四八―五四)頃まではこの相給が続いた(「寛政重修諸家譜」・元文村高帳・房陽郡郷考など)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android