世界でも美しい星空が見られる場所の一つであるとして、国際ダークスカイ協会(IDA)に認定された地域。正式名称は「国際ダークスカイ保護区(International Dark Sky Reserves)」。天体観測に適した暗い夜空の保護・保存を目的とする同団体の取り組みの一環として、2001年より実施されている。認定を受けるには屋外照明などに関する厳しい基準をクリアすることが求められ、認定地は評価の高い順に金、銀、銅でランク分けされる。15年現在、星空保護区の認定を受けている地域は世界に9カ所あり、そのうちケリー(アイルランド)、テカポ湖(ニュージーランド)、ナミブ砂漠(ナミビア)の3カ所が金に指定されている。