テカポ湖(読み)テカポコ

関連語 カヌー

世界遺産情報 「テカポ湖」の解説

テカポ湖

マウント・クックの裾野に開けた高原地帯にある湖で、かつては氷河の底にあったという、静寂に包まれた神秘の湖です。氷河が流れることで岩石が削られ、微粒子が混ざり込んで湖水と混じり合い、独特のトルコ石色に輝いています。明るく輝くコバルト・ブルーの湖水と草原地帯、緑の林の向こうにそびえるサザンアルプスの山々は、ニュージーランドの代表的な風景の一つです。湖畔には石造りの小さな「善き羊飼い教会」が建ち、祭壇の後ろの窓からは、湖とサザンアルプスの神々しいほどの光景が望めます。

出典 KNT近畿日本ツーリスト(株)世界遺産情報について 情報

世界の観光地名がわかる事典 「テカポ湖」の解説

テカポこ【テカポ湖】

ニュージーランドのタスマン氷河の東側にある湖。湖畔には「善き羊飼いの教会」がたたずむ。背後にはサザンアルプスから連なる山々がそびえ、その姿はコバルトブルー湖面に映り、すばらしい景観が広がる。湖の周辺にはウォーキングトラックがあり、ブラックスワンカモなどがたわむれる様子を見ることができる。ヨット水上スキー、カヌー、マス釣りなども楽しめる。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android