星野夕影(読み)ホシノ セキエイ

20世紀日本人名事典 「星野夕影」の解説

星野 夕影
ホシノ セキエイ

明治・大正期の建築家



生年
明治2年11月8日(1869年)

没年
大正13(1924)年3月19日

出生地
東京・日本橋

本名
星野 男三郎

別名
別号=夕軒

学歴〔年〕
東京帝大建築科神社仏閣専攻〔明治32年〕卒

経歴
砂糖問屋伊勢屋の三男として生まれる。次兄慎之輔(天知)との関係から「文学界同人となって雑誌経営の実務を担当したが、作品は「望夫石」(「女学生」夏期号外 明治25年)一編があるだけである。大卒後は内務省技師となり、日光東照宮修復などに携わった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

世界大百科事典(旧版)内の星野夕影の言及

【文学界】より

…5号以降は文学界雑誌社と改称し,名実ともに文学の自立を指導理念とした。最初の同人は,理論的中核となった北村透谷,島崎藤村,平田禿木(とくぼく),戸川秋骨,天知とその弟星野夕影(せきえい)。のちに戸川残花,馬場孤蝶が加わった。…

※「星野夕影」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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