デジタル大辞泉
「春信」の意味・読み・例文・類語
しゅん‐しん【春信】
1 春の訪れ。
2 春の花が咲いたことを知らせる便り。花信。花便り。
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しゅん‐しん【春信】
- 〘 名詞 〙
- ① 春のおとずれ。春のきざし。春がめぐってくること。
- [初出の実例]「春信潜回芳草頭、猗々嫩緑占二幽庭一」(出典:済北集(1346頃か)四・萱)
- [その他の文献]〔劉克荘‐病後訪梅詩〕
- ② 梅など春の花が咲いたというたより。花信。芳信。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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普及版 字通
「春信」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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世界大百科事典(旧版)内の春信の言及
【鈴木春信】より
…ことに1765年(明和2)に江戸で流行した絵暦交換会ではめざましい活躍ぶりをみせ,好事家や彫師,摺師の技術者と協力して多色摺木版画[錦絵]の誕生に主導的な役割を果たした。錦絵草創期に木版による色彩表現の可能性を豊かに開発した春信は,一躍浮世絵界随一の人気絵師となり,没するまでの5年間に700点以上の錦絵作品を発表する精力的な活躍ぶりをみせた。中判(約28cm×20cm)という正方形に近い安定した判式を守り,中間色を主調とする周到な色面配置と,祐信に学んだ構築的な空間構成によって,濃密な詩的情趣に包まれた夢幻的世界を,実在感豊かに描き続けた。…
※「春信」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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