春日白水(読み)かすが はくすい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「春日白水」の解説

春日白水 かすが-はくすい

1843-1916 幕末-大正時代の儒者
天保(てんぽう)14年9月8日生まれ。春日潜庵次男。森田節斎らにまなぶ。公卿(くぎょう)の久我(こが)家につかえ,慶応4年久我通久(みちつね)の東北遊撃軍将の受命に反対して投獄される。のち平野神社禰宜(ねぎ),京都府史編纂(へんさん)係,奈良師範教授。明治30年東京で広胖書院を設立,陽明学会をおこした。大正5年12月16日死去。74歳。京都出身。名は衷。字(あざな)は仲淵。別号に竹酔。著作に「竹林培養備考」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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