春星(読み)しゅんせい

精選版 日本国語大辞典 「春星」の意味・読み・例文・類語

しゅん‐せい【春星】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙
    1. 五星一つ。歳星(木星)をいう。
      1. [初出の実例]「東歳星者謂春星也」(出典:右記(1192))
    2. やわらかい輝きをもった春の星。《 季語・春 》
      1. [初出の実例]「花低懸夕月、天闊少春星」(出典:南郭先生文集‐二編(1737)三・春夜対月懐人)
  2. [ 2 ] 俳人与謝蕪村の号の一つ。→春星忌

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む