春若町(読み)はるわかちよう

日本歴史地名大系 「春若町」の解説

春若町
はるわかちよう

[現在地名]萩市大字春若町

古魚店ふるうおのたな町の北に続く町人町。西は北片河きたかたかわ町、東は細工さいく町、北は侍屋敷地に接する。

町名の由来を「萩諸町之旧記草案」は「御打入之節、今之春若新右衛門先祖次郎右エ門元俊、法体して宗清といふ者、当町一町を司て町と成す、此故に春若町といへり」と記す。春若氏の名は、元和五年(一六一九)一二月二八日付の石川六右衛門家文書(「閥閲録」所収)に、萩町人としてみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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