新撰 芸能人物事典 明治~平成 「春風亭栄橋」の解説
春風亭 栄橋
シュンプウテイ エイキョウ
- 職業
- 落語家
- 本名
- 山田 昌男(ヤマダ マサオ)
- 別名
- 前名=桂 木久夫,春風亭 柳夫
- 生年月日
- 昭和14年 3月5日
- 出生地
- 東京都 豊島区巣鴨
- 学歴
- 国立高卒
- 経歴
- 昭和32年3代目桂三木助に入門、木久夫を名乗る。34年師匠が落語協会へ移籍した後も落語芸術協会に残り、6代目春風亭柳橋門下に移って春風亭柳夫。36年二ツ目となり、栄橋に改名。45年真打ちに昇進。44年4月から半年間、日本テレビ系の演芸番組「笑点」の大喜利コーナーに出演。50年「味噌蔵」で芸術祭賞優秀賞を受賞。25歳の時、酔っぱらいになぐられて左眼が網膜剥離で失明。また、亡くなるまで30年以上にわたってパーキンソン病を患い、平成4年妻の山田光恵が闘病を綴ったエッセイ「もう一度聴きたい寄席囃子」を出版した。
- 受賞
- 芸術祭賞優秀賞〔昭和55年〕
- 没年月日
- 平成22年 1月12日 (2010年)
- 家族
- 妻=山田 光恵(エッセイスト)
- 伝記
- もう一度聴きたい寄席囃子 山田 光恵 著(発行元 リヨン社,二見書房〔発売〕 ’93発行)
出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報