是非に叶わず(読み)ゼヒニカナワズ

デジタル大辞泉 「是非に叶わず」の意味・読み・例文・類語

是非ぜひかなわ◦ず

いい悪いを論議している段階ではない。ほかにどうしようもない。しかたがない。是非に及ばず。
丸腰でなければ奥へ通さぬ御法度とあれば―◦ず」〈浄・反魂香

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精選版 日本国語大辞典 「是非に叶わず」の意味・読み・例文・類語

ぜひ【是非】 に 叶(かな)わず

  1. ぜひ(是非)に及ばず
    1. [初出の実例]「是非(ゼヒ)にかなはぬ取沙汰せられて、きのふ迄嫌ひし男にあひ」(出典浮世草子好色一代女(1686)二)

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